2025年7月の参院選挙では一部の候補者や政党が、今の生活の苦しさはあたかも外国人が優遇されていることが原因かのような主張をして、社会に深刻な影響を与えました。
「外国人は生活保護を受けやすい」などなどの主張がありますが、練馬区の生活保護世帯のうち外国人の割合は平成30年で2.3%、令和6年度で2.2%となっているなど、どれも正確な情報ではありません。
練馬区は根拠のない主張に振り回されることなく、「差別や排外主義を許さない」姿勢を明確に打ち出すことが大切です。区は「国籍・民族等を理由として地域社会からの排除を扇動する差別的言動は許されない」と答弁しました。
生活が苦しくなっているのは決して外国人のせいではありません。消費税増税したり、社会保障を切り下げてきた長年の自民党政治が原因です。こんな自民党政治こそ変えていきましょう。
差別は人を傷つける人権侵害です。国籍等に関わらず一人ひとり誰もが大切にされ、この社会を支える仲間としてともに認め合い支え合える、優しい地域社会をつくっていきたいと思います。
