7月25日に、栃木県小山市で開かれた「第3回全国オーガニック給食フォーラム」に、とや英津子都議や小松あゆみ区議とともに参加しました。
オーガニック給食とは、子どもたちに安全で安心な食を提供するため、有機農産物を中心に地産地消や旬の食材にこだわった学校給食のことです。
25、26日の二日間にわたって行われたフォーラムですが、私たちは1日目だけの参加にしました。会場となった小山市民文化センター大ホールがいっぱいになる参加者でした。
基調講演は2つあり、ひとつは「有機農業と農法について」と題し、実際に有機農業を行っている方からのお話を聞けました。
有機農業とは、化学農薬と化学肥料の不使用、遺伝子組み換え技術の不使用といったことがあります。
農薬や化学肥料を使う農業は多くの農家が行う慣行農業と呼ばれます。対する有機農業は農薬などを使わない分、曖昧で感覚的な複雑さがあるということです。
しかしその分、土を育て、生態系や環境によいとされます。化学肥料は微生物を駆逐してしまいますが、自然のなかでは役目があり、豊かな土壌を育てるのに役立ちます。堆肥、落葉などの有機肥料を使うことで、土壌が育つということでした。
昔は化学肥料などありませんから、有機・無農薬農業が当たり前でした。しかし単純に昔に戻るということでなく、持続可能な農業になる。手間がかかるものの、自然の生き物たちと一緒に働く、楽しい農業になるといったことをお話しされました。
実践している方の話だけに、説得力がありました。
2つめの基調講演は「食・農・環境・まちづくりと世界の潮流」と題したものでした。
ファストフードとスローフード、生産拡大主義とエコロジー主義など、自然・風土を活用した農業・食か、効率至上主義かといった対立があることなど、ユネスコの文化多様性条約、文化の多様性に関するユネスコ世界宣言なども紹介しながらお話しされました。
どちらも人間が手を入れて自然に合わせて農業を行うということだったと思います。農業の多くは農薬を使用する慣行農業と呼ばれるものですが、そのなかで有機農業が少しでも広がり、またそれを支えるために安定した納入先となる学校給食での利用が広がるといいのではないかと思いました。
国もオーガニック市場を拡大しつつ、2050年までに耕地面積の25%(約100万ha)を有機農業に拡大することを目指すとしています。学校給食での利用が欠かせません。
吉田新区長も、オーガニック給食を推進すると公約していました。ぜひ取り組んでほしいと思います。
