坂尻まさゆき

羽田新ルート問題、パイロットも声をあげる

2021.04.13

羽田新ルートの問題で9日、「羽田低空飛行見直しのための議員連盟」と各地から集まった住民団体で、国交省から聞き取りをしました。

議連のメンバーとして小池晃、山添拓共産党参院議員のほか、海江田万里氏、福島瑞穂氏、長妻昭氏など国会議員が参加しました。

元パイロットで航空評論家の杉江弘も参加。杉江氏は、「羽田新ルートを飛んでいる現役パイロットの意見を聞いてもらいたい。パイロットがvoiceという制度を用いて、問題点を言っている。3月31日に国交省に、この声をもとに要望書を出している。異例のことだ」と発言しました。

各地の住民も発言。渋谷では町会長をひとりひとり訪問し、11名の町会長から反対署名をもらったといいます。また、渋谷区長はいままで発言を避けてきましたが、コロラドの事故で変わり、国に要望書を出しました。そのなかに「地方空港の活用も含めて考えてもらいたい」いう文言が入ったということで、働きかけてみるものだ、と話されました。。

国交省内のある方は、コロナで客が減っているから飛ばす必要はない、ただ上から飛ばせと言われていると本音を話したといいます。

国交省は、羽田新経路の固定化回避の検討会について、いろいろある飛行方式についてメリットデメリットを検討していると説明。

杉江氏は、検討している飛行方式は安全上問題があり新ルートでは無理だと主張しました。

本来都心上空の飛行ルートは無理だと国交省も考えていました。それを安倍前政権が強行し運行していますが、住民の反対の声を無視できず、名ばかりながら固定化回避の検討会を立ち上げ、あれこれ検討を始めました。

国交省の担当官は聞き取りのなかで「何とかしたい」と、苦し紛れのような発言をしていましたが、問題を解消できる見通しはありません。もともと問題のあるものを何とかしようとしても、対策を取ったら別の問題が発生し、それをどうにかしようとしたらまた別の問題が生まれることになると思います。

現役のパイロットからも声があがるような、羽田新ルート。対案があるなしでなく、事故が起こる前に早く中止するべきです。

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