坂尻まさゆき

練馬でも!学校給食費を無償にしよう!

2023.02.18

この間、練馬区で私たち日本共産党が繰り返し求めてきた、学校給食の無償化が都内自治体で広がりを見せています。

・葛飾区
・北区
・世田谷区
・品川区
・荒川区
・中央区
・足立区(中学校のみ)
・台東区(当面の無償化)

こうしたもとで、改めて給食は食育の生きた教材となっていること、義務教育の一環としてとらえられるものと一般質問で主張。

義務教育は無償の立場で、最も保護者の負担が大きい給食費の無償化を求めました。中学校から始めることも提案。

現在無償となっているのは授業料や教科書だけですが、いずれも所得制限はありません。憲法を生かして、無償の範囲を広げていくことは国と自治体の責務です。

練馬区で実施しようとすれば新たに25億円程度の予算が必要になります。

すでに就学援助や生活保護世帯の子どもは無償になっていますが、その費用は約3億9000万円とのことでした。

「検討する」答弁に変化

区は、

・教材費、修学旅行、体操服などの経費は保護者負担

・学校給食法で、食材料費は保護者負担と定められている。

と答えたうえで、

・少子化が急速に進行するなか、子育て支援は喫緊の課題

・学校給食への支援の拡充も含め、検討していく

としました。これまでは「考えていない」とばっさり切り捨てる答弁だったのが、「検討する」と答えたのです!

わずかな変化ではありますが、この小さな一歩が大きな一歩につながることを期待したいと思います。

最近のNEWS

  • 2025.12.01

    差別のない優しい地域社会に

    2025年7月の参院選挙では一部の候補者や政党が、今の生活の苦しさはあたかも外国人が優遇されていることが原因かのような主張をして、社会に深刻な影響を与えました。 「外国人は生活保護を受けやすい」などなどの主張がありますが ...

    もっと詳しく ??

  • 2025.11.21

    氷川台駅の横断歩道存続!さらに改善を

    大型道路・放射36号線の建設にともない、なくしてしまう計画だった氷川台駅「マクドナルド前の信号機つき横断歩道」について、東京都から「存続させる」との回答がありました。 今年5月、住民の皆さんとともに東京都に要望書を提出し ...

    もっと詳しく ??

  • 2025.11.20

    練馬区立美術館の改築経費 76億円➡倍以上に膨張⁉

    前川練馬区長は、現存の区立貫井図書館・美術館、そしてサンライフ練馬を取り壊す『区立美術館・図書館再整備計画』を、住民反対の声を聞かずに進めてきました。  そんななか、区長は9月の練馬区議会所信表明で、美術館再整備について ...

    もっと詳しく ??

  • 2025.10.29

    木造住宅へ 感震ブレーカー購入費用に補助開始

    練馬区は、区内全域で木造住宅を対象に感震ブレーカー購入費用への補助を開始しました。感震ブレーカーとは、地震による大きな揺れを感じた際に自宅内のブレーカーを自動で切ってくれる装置です。共産党区議団は災害発生時の通電火災を防 ...

    もっと詳しく ??

  • 2025.10.27

    2024年度、練馬区の決算は

    練馬区議会定例会が9~10月にかけて開かれ、昨年度2024年の練馬区財政の決算について審議が行なわれました。昨年2024年度の決算は約80億円の黒字で、ため込んでいる基金の総額は前年から約94億円も増え1,286億円余と ...

    もっと詳しく ??