消防庁・江戸川区合同水防訓練

5月27日は行事が重なり会場につくのが20分くらい遅れました。10時に訓練が開始され、11時11分にすべて終了、予定より早くおわりました。私は10時半ごろ会場についたため、「土砂災害で倒壊した家屋からの救助訓練」を近くで見ることができました。来賓は1メートル以上の高さの台に設置された仮設会場から見学しました。ヘリコプターで河川からの救助訓練が行われて終了。ヘリコプターから人間がぶらさがって河川の対象者のそばに着水し、ヘリコプターに助け上げる訓練でした。これを見ると、どうしても鬼怒川の氾濫時の救助で、東京消防庁のヘリコプターで救助された女性を水の中に落下させた事故を思い出します。また、長野で、救助に向かったヘリコプターが墜落したこともありました。命がけの訓練です。

訓練終了後の点検は議員は都議会議員のみでした。東京消防庁が中心の訓練ですから、いつもの水防訓練とは違います。昨年は水曜日でしたが、東京消防庁との共催になると土曜日となります。来賓紹介も、区議の皆さんが参加していますと、あっさりしたものでした。時間短縮になるからいいですね。

水防訓練には区議団4名と原都議が参加しました。陸域の7割がゼロメートル地帯である江戸川区は水防訓練は欠かせません。江戸川区を一躍有名にした「ここにいてはダメです」のハザードマップ、垂直避難も視野に入れるように民間との防災協定を結ぶ努力をしていますがなかなか目に見えるような進展がありません。都営住宅の建て替えの際に、集会室を上階に作ることを区が要望すればできるとしたものの、区からの要望はしていません。課題山積の江戸川区ですが、住民犠牲、莫大な費用がかかるうえに無駄なスーパー堤防事業をやめることは徹底して主張しています。