スーパー堤防が必要ですか

7月21日と22日、篠崎公園高台街づくりの工事の説明会が国、都、区と3者からありました。約25分説明しその後に質疑。私は21日の夕方に参加。体育館いっぱいの参加者で、今までで最も多かったと感じました。区議、都議も参加していました。共産党からは私も含めて3名。住民・地権者引き続き丁寧な説明が必要です。

昨年の篠崎公園高台化まちづくりの説明会、公園を縦断する区道を新設し、約10年間使うという工事の説明の時は、3日後から工事を始めるという説明に驚くばかりでした。今回は、篠崎公園高台街づくりの説明を5点に渡り説明です。①事業内容と事業範囲、②高規格堤防盛土範囲と盛土形状、③今後のスケジュール、④令和4年度の工事実施状況について(公園内の仮設道路、新駐車場整備8月1日から利用開始、⑤令和5年度からの工事内容について、です。

参加者からたくさんお質問が出され、1時間で打ち切られました。担当課長は、事務所にぜひ聞きに来てほしいと強調していましたが、地権者には、区が丁寧に説明に行くのが原則ではないでしょうか。区画整理と一体のスーパー堤防事業は、何よりも住民の犠牲が伴います。住み慣れた場所を離れざるを得ない方がたくさんいました。また、莫大な費用をかけてもどれだけ効果があるか疑問があります。有効だと証明されている別の堤防強化策があります。それを検討しないで、スーパー堤防ありきの事業の押し付けです。篠崎公園は、本来の30H,約240mではなく、150mまで盛土をして、その後は、公園高台化の事業に引き継ぐ、浅間神社の周りは地盤調査をして擁壁で囲む。公園の樹木を残すべきという声には昨年度は全体で約100本、今回の工事では約450本程度切ると答弁。盛土の後木を植えるというがどの程度まで回復できるか大きな疑問です。浅間神社前のバス停はどうなのかという質問にはボックスカルバート約400mにはバス停はつけない、今後検討するという説明でした。

説明を聞けば聞くほど、住民の生活が大きく変わることは明らかです。丁寧な説明、納得するまで区民委寄り添う姿勢が大事ではないでしょうか。

日本共産党は、住民犠牲、無駄で莫大な費用がかかるスーパー堤防に最後まで反対して議会で取り上げます。