中学生 あっぱれ!

区内の小中学校の周年行事がおこなわれています。11月6日は葛西三中の50周年でした。校長が式辞の中で50年前は、学校のそばには家が一軒だけしかなかった、それが1000名を超える年もあった学校になり、現在は約700名と、紹介。自発、礼儀、責任を目標に、学校の行事、生徒会や委員会、ボランティアで自己肯定感をはぐくんできたとまとめました。

生徒会長の言葉は大人でもここまではまとめられないと感じました。歴史を語り、10年ごとに現在につなげる展開と語り口は私もまなばせられました。「1983年はディズニーランド開園、1993年はJリーグ、ドーハの悲劇、2003年は「千とちひろ」がアカデミー賞、「世界で一つだけの花」の世界的なヒット、日本の文化を世界に知らせる。2013年東京オリンピック決定、おもてなし。2023年マスクから解放され、素顔で笑いあえる。50年同じものは存在しなかった。次の50年の発展を願う」

そして、式典の2・3年生の合唱は素晴らしさ、もっと驚いたのは、第二部の3年生全員合唱の響きと迫力です。ジョイフルジョイフル・喜びの歌をドイツ語で歌うのも圧巻でした。また、部活は吹奏楽とダンス部が実力を見せてくれました。吹奏楽部は都で金賞、ダンス部は全国大会3位。演奏もダンスも目に焼き付くようでした。場所を変えた午後のレセプションにダンス部OBが登場してダンスを披露してくれたのも圧巻でした。三中のつながりの強さを感じました。

50周年おめでとうございます。

50年前、私は小学校の教員として船堀小学校にいました。新任の教員お社会科見学で江戸川区内見学があり、現在の第四葛西小学校の南側は果てしなく広がる埋め立て地であったことは鮮明に記憶しています。本当に何もなかったのです。それが、東西線ができてから街になり高層マンションが林立する地域になりました。おおきく変化した葛西地域で、私も仕事を続け子育てしてきました。

子どもたちに平和で豊かな未来を手渡したい、がんばります。