自治体学校in松本

松本市開催の自治体学校、私は、23・24の2日間の参加でしたが、全国からたくさんの議員が参加、足立区の議員にもお会いしました。3年ぶりに東京以外への学習会の参加です。しかも、コロナ感染急拡大の時期で、まよいもありましたが、リアル参加したいと出かけました。松本に向かう車窓から八ヶ岳が見えるとそれだけで感動でした。あずさ号には山行きの人たちの乗車率が高いように感じます。

学習会1日目は記念講演とリレートーク。記念講演は、「参院選の結果とこれからの課題」「大規模災害に備える自治体の役割」。①参院選で自民党は圧勝か?。自民党は一人区での勝利で議席増。政策が支持されたというより野党共闘が成立しなかったことによる。②野党共闘は惨敗したか?。国民民主党が野党共闘から離脱し議席が減った。③維新は躍進したか?選挙区は変化なし、重点の京都と東京で議席確保できず。全国的に比例で議席を増やした。第三極として政権をとることは不可能。④市民意識と投票については、景気や雇用、社会保障、外交などの項目が高く、憲法改正の世論は少ない。維新は選挙で憲法改正には触れていない。これからの課題として、地方政治における野党共闘の方向、政策は国と地方と統一的にとらえていくこと。社会保障抜本改善、循環型の地域経済、地域で暮らし続けられる保障などの地方自治の拡充の視点を指摘されました。そして、地域のことを真剣に考える自治能力の高い市民を作り出す、市民が自ら実践し、まちづくりを通じて成長する、市民が参加できる機会をつくっていくと、講演をまとめました。

中山講師の分析は納得できるものでした。ただ、共産党が比例で後退しており、野党共闘をすすめるためにも、共産党の議席を増やさなければと痛感しました。共産党の地域支部が、中山先生の指摘された自治能力の高い市民となれるよう、頑張っていく大切さも実感、私もその先頭に立てるように頑張りたいです。ほかにも学んだことはたくさん!