特別支援教育の充実を

第四回定例区議会で特別支援教育の充実について質問しました。

知的障害学級は小学校14校、中学校は9校にあります。この間、知的障害学級に通う子どもは増えており、5学級になっている学校は2つに分けるとか、遠距離通学になっている地域に新設するなどの増設計画を作成することが必要です。発達に課題がある子どもたちは、特別支援教室で週1~2時間学んでいますが、自閉症・情緒障害学級の固定学級も、葛飾区・江東区で始まりました。保護者の要望をふまえた発達支援の在り方など、江戸川区も検討していく時期に来たのではないでしょうか。

都立の特別支援学校増設も急がれます。鹿本学園では教室が足りず、一つの教室をカーテンでしきって授業が行われており、葛西地域の子が通う江東区の臨海特別支援学校も遠距離に加えて子どもも増えています。すべての子どもたちに豊かな学校生活を保障するために、教育条件整備が必要です。そこで2点質問します。

一つ目は、知的障害学級の増設、自閉症・情緒障害学級新設の検討などの特別支援学級の増設計画をもつこと、二つ目は、都への特別支援学校増設の要請を行うことを求めますがいかがでしょうか。

教育長は「豊かな学校生活を保障することは大切なこと。知的障害学級は適正配置を研究。自閉症・情緒障害学級の新設は注視。本区の特別支援学校に在籍している児童生徒に影響があれば東京都に意見していく」と答弁しました。具体的な内容ではありませんが、本会議では初めて取り上げた教育課題です。すべての子どもたちの幸せのために取り組みを続けます。