多様な性にYESの日・5月17日

5月17日に「さんしょうがいフォーラム」が船堀駅北口でイベントを実施

5月17日は「LGBT嫌悪に反対する国際デー」です。この日は、1990年(平成2年)5月17日に国連の世界保健機関(WHO)が同性愛を精神疾患のリストから除外したことに由来する「国際反ホモフォビア・デー」(International Day Against Homophobia:IDAHO)

現在、世界では同性婚など、性的少数者の権利を認める国々も増えてきています。5月17日は、国際的な記念日であり、迫害の厳しい地域でも、大切な記念日としてこの日を祝い、あるいは闘いの日として位置付けている人々が数多く存在。活動のシンボルカラーは「レインボー」。その理由は、レインボーが多様性や平和、セクシュアルマイノリティのシンボルとして使われることが多いため、それぞれの色が集まってこそ美しく見える虹のように、お互いの違いこそが豊かさとして尊重し合える社会が望まれています。

残念ながら日本は遅れています。選択的夫婦別姓制度も1996年の合意から後退し続け、多様な性への政策もG7で最も遅れた国となっています。岸田首相の発言もその遅れた日本を象徴しています。

一人一人の人権を大切にし、差別をなくす、そんな社会にしたいと、江戸川区さんしょうがいフォーラムが、タワーホール船堀タワーのレインボーの点灯(5月17日、午後7時)に合わせてイベントを企画しました。午後6時から8時です。ぜひご参加ください。

江戸川区のホームページから

5月17日は「LGBT嫌悪に反対する国際デー(International Day Against Homophobia, Transphobia and Biphobia)」です。日本では「多様な性にYESの日」として各地でさまざまな活動が行われています。性の在り方はさまざまです。性自認や性的指向は、人間が本来持っている多様性の一つです。差別や偏見をなくして、全ての人々の人権が尊重される社会を実現しましょう。

 性の在り方(セクシュアリティ)を形作る4要素

セクシュアリティは主に次の4つの要素の組み合わせで形成されます。人それぞれ多様な組み合わせがあり、はっきりと分けられるものとは限りません。

身体的性別 身体の性(性に関する身体のつくりや身体的・生物学的特徴など)
性自認 自認する性(自分の性をどう捉えているか)
性的指向 好きになる性(恋愛感情がどの性別に向くか向かないか)
性表現 表現する性(言葉遣い、服装、しぐさなどから見る社会的な性別の表現。必ずしも性自認と一致するとは限りません)

タワーホール船堀をライトアップ

5月17日~23日に展望塔を性の多様性を象徴するレインボーカラー(赤・橙(だいだい)・黄・緑・青・紫の6色)に点灯します。