8月29日に札幌市を訪問
8月29日は札幌市を訪問。市役所のすぐそばは有名な時計台があります。市役所を尋ねた後は大通公園を通りながら昼食場所に向かいました。札幌のロゴマークで記念写真も。訪問時に玄関ロビーの議員出席表示板に、共産党と公明党は全員ランプがついていて団会議をされているのかなと思いました、玄関に表示があるのはわかりやすいですね。札幌市の担当者に、多文化共生とシティプロモーションについて伺いました。
多文化共生の取り組み
札幌市の人口は197万1463人(8月1日現在)札幌に住む外国人1万6875人(0.86%)。江戸川区は4万0439人(5.9%)17人に1人が外国人)。札幌市の外国人は毎年役1000人増加していますが政令都市と比べると少ないほうです。外国人の内訳は、1位中国、2位韓国、3位ベトナム、4位アメリカです。この10年で最も増えているのがベトナムとミャンマー、半分は技能実習、指定技能も増えている、国籍も多様化。永住者が一定数いるが、留学生も多い。北海道大学が受け入れているとのこと、留学生の多さに驚きましたが、北海道大学の受け入れと聞いて納得です。2019年から在留資格として「特定技能」受け入れがはじまり、札幌市で673人。家族で来る人も多く対応が必要です。江戸川区は西葛西地域インド人が多いですが、そのような地域はないそうです。
どう対応していくか、2022年の市民意識調査では、外国人は暮らしやすいと回答。困っているのは、日本語コミュニケーションなど、特にないとの回答も多かった。担当者からは、外国人のくらしとコミュニケーションのサポートと異文化理解の促進を両輪にして進めると話されました。さっぽろ外国人相談窓口とともにホームページも作成。さっぽろ外国人相談窓口は2019年11月28日に開設し、日本人向けの翻訳では内容が届かないため、優しい日本語を使ってホームページも開設。日本語学習1クール6回、来年から増設する。さっぽろ国際プラザで学習を行っており、国際大学とも連携している。国際プラザは、民間ベースの活動で、相談窓口の受託、交流イベントを企画しています。有識者や教育関係者、国際協力団体、町内会、外国人コミュニティ、公募委員で検討会議をつくり、多文化共生・国際交流基本方針を12月には策定するとしています。基本方針は世界中からの多様な人々と共に生きる都市さっぽろをめざしたいと。また、札幌冬季オリンピックの招致をめぐっては意見が分かれていると話されていました。オリンピックの招致は「さっぽろ」を世界中の人に知ってほしいという意図が大きいとのこと。気候変動で近くの山からクマが出たという通報もあり、気候変動対策も大事な取り組みだと感じます。
江戸川区も国際交流センターについて研究していますが、外国人がなんでも相談でき日本語の学習もできる国際センターをつくることが必要と考えます。また、第四回定例会には外国人との共生社会についての条例案を提案する予定であり、議員にその原案が配布されました。江戸川区も区民からの意見を十分配慮して策定する必要があります。皆さんも、ご意見をお寄せください。
シティプロモーション
札幌市は、第三次産業に特化した産業構造で、これが強みでもあり弱みにもなる。魅力都市ランキングで2021・22年は第一位。他の年も3位以内に入っている。札幌の魅力は「笑顔」で楽しんでいる市民の生活そのものライフスタイルにあるとし、ロゴマークを作成した。「SAPP RO」「笑顔になれる街」。基本方針は、1魅力を再発見する、2魅力を味わい発信する、3魅力を創造する。サッポロスマイルロゴを通じたシティプロモート。しょうひんにロゴマークを、一年生のランドセルカバーにロゴマークをつけたりしている。SNS口コミで伝えていく、海外向けの魅力発信など。
江戸川区の魅力は、高低差がない住みやすさ、豊かな水と緑、都心に近いなどでしょうか。区政では、子育てしやすい、人にやさしい施策を大事にしていきたいです。皆さんと一緒に学校給食費無償化が実現でき、区長 も子育て支援策を打ち出しています。私も提案を続けます。