区長に2024年度予算要望
10月31日(火)午後12時45分~から1時、2024年度予算要望について区長要請をおこないました。
区議団4名と原都議と、区長室に伺いました。さて、予算要望は、16章256項目です。区民からの相談や区民各階層との懇談などをふまえて要望をまとめたものです。
物価高騰・生活支援が緊急に必要であり、国に先駆けて給付金の支給を求めました。また、パブコメの取り方が2週間であまりにも短い、また、区議にも事前説明がない。「計画」は区議会の議決事項になっていないなど、議会制民主主義の尊重を求めました。公共施設再編で小学校のプールを廃止し中学校を温水プールにしてプールの指導時期を幅広くして行くという提案も、小学校1年生の集団を引率する危険性なども指摘しました。区長は夏は暑すぎて外でのプール指導ができなくなってきている、葛飾は民間プールとしているが、江戸川区は中学校に温水プールをつくって活用する方向を検討中、あくまで検討中で公には出していないということでした。公共施設再編にはふれています。
マイナンバーと保険証の一体化、健康保険証の廃止中止を求める陳情が医療関係者からだされており、うけとめてほしいこと、また、区立保育園の派遣保育士ではなく正規保育士の採用を求めました。
公共施設再編の需要調査は、パブコメ募集時にはじめてだされたもので、資料が見つけにくく、区議には資料として示されていない、意見を反映する工夫、姿勢がかけているのではないかと、指摘しました。生活保護利用者の遺体放置事件について、第三者委員会の検証が必要なことはもちろん、CWの専門性、資格を取るしくみをつくるよう求めました。区長は社会福祉主事として採用するより、区の職員として、生活保護のCWを経験して、区の仕事の全体をつかめる仕事をしてほしいので、専門職採用はしていないとの答弁でした。
高齢者の補聴器補助金の増額、希望者全員を対象とすること、5年に一度くらいの買い替え時にも補助金を支給することなど、高齢者の補聴器補助の充実を求めました。35000円より多くすると、障害者の補装具の上限を超えてしまうのでできないとの答弁でした。
それぞれ、区長と意見交換ができる貴重な15分でした。なお、区長に出した予算要望書は、各部課長に配布されています。