原純子都議再選を 葛西でスタート集会
総選挙の結果は、政権与党の過半数割れという結果となり、各会派が公約した施策の実現の可能性が大きくなりました。日本共産党田村智子委員長は、選択的夫婦別姓、大学の授業料軽減、企業団体献金禁止などを実現できる可能性が広がったと指摘しています。また、憲法を変えると明言した政党が三分の二を割りました。憲法守れの運動も大事です。
次の政治を変えるチャンスは来年夏の東京都議会議員選挙と参議院選挙です。原純子都議と吉良よし子参議院議員の必勝が不可欠です。私も訴えていきますが、みなさんのお力添えをよろしくお願いします。
来年の選挙勝利に向けて、葛西地域の党と後援会が実行委員会を立ち上げて、都政区政報告会を11月2日に行いました。衆議院選挙の直後でもあり、16区小選挙区候補として頑張った宮本栄さんに挨拶をしていただきました。宮本さんは、自分の体験を通した語り口で、わかりやすく明快に共産党の政策を街頭から訴え共産党への支持を広げていただきました。青年会議所が実施した立会演説会での論戦も注目されました。一緒に選挙を闘って、学ぶことがたくさんありました。
11月2日のつどいは、約50名の参加で、原都議から30分の都政報告と大橋は10分の区政報告をしました。
宮本栄さんは、江戸川区にはじめて来たのが9月29日、それから約1か月の選挙戦だった、元気に戦えたと挨拶しました。公園で働き方の問題を訴えたら聞いていた子どもが「宮本栄がんばれ、お父さんに話す」と手紙をくれたこと、演説場所に地域の方が集まってくれ手作りの干し柿の差し入れもあったことなどに触れながら、自民・公明を過半数割れに追い込んだ戦いができたことが何よりだったと述べました。
原都議は、小池都政に対峙してきた論戦と、知事選挙で小池知事が公約した内容を一つ一つ質したことを報告。共産党の都議会質問から、小池知事本人が公約をよく覚えていない!ことが分かったと聞いて、参加者一同びっくりです。第一子の保育料無料化を期待していたのにどうするのか、問いたいです。また、神宮の杜の伐採が始まったことへの抗議行動、葛西臨海水族園建て替えで建物の位置を変えるだけで樹木が守られることなど、わかりやすい報告がありました。
日本共産党都議団の4つのチェンジの提案
【チェンジ1】都民のくらし守り、地域経済を立て直す 【チェンジ2】財界ファーストの「まち壊し」から住民参加で持続可能な「まちづくり」へ 【チェンジ3】都民の命と健康を守り抜く都政へ 【チェンジ4】人権と平和を大事にする都政へ
大橋からは、積立基金が2022年度で比べると大阪市に次いで全国2位、2023年度は2671億円に増額。くらし福祉優先に使うべきであること、江戸川区は現在は「高福祉・低負担」だから「中福祉・中負担」の水準にしていきたいという、区民世論誘導のアンケートを実施している区の姿勢を指摘しました。小俣区議の高福祉とは何かという区議会本会議での質問に、区長は学校給食費無償化と答弁。給食費無償化は憲法に基づく義務教育無償化の具体化であり、福祉に含めるのはいかがなものでしょうか。アンケートは18日しめきりですが、「その他」の項目がないことと、回答には住所氏名生年月日の記入が必要なことの問題を報告しました。