受験生を痴漢から守れ

日本共産党は、国会議員団と4都県議員が、13日、大学入学共通テスト(14,15日)を前に、受験生を痴漢から守れと関係省庁に手渡しました。私は、しんぶん赤旗1月12日の潮流欄に、「助ける準備、できていますか?」そう呼びかけるポスターが都営地下鉄の駅や車内に掲示されています、とあったことから、地下鉄駅にあると勘違いして、13日西葛西駅の宣伝が終わってから駅構内のポスターを探しました。ありませんでした。都営地下鉄のみでした。潮流ではさらに、「東京都立大の学生たちの意見を取り入れて作成。スマホを使った方法や声掛けなど、痴漢を目撃した時の対応をイラスト入れで紹介。被害者に自衛を求めるのではなく、防止のために周りの協力を促しています。対処の仕方を知っておけば、いざというとき勇気を出して被害者を助けることができる。こうした意識を持った人が増えることで、痴漢行為を許さない社会づくりにもつながる。学生たちからはそんな意見が出たといいます。卑劣な犯罪の上に、大事な試験を前にした受験生には通報されないだろうと見込んだ、極まる悪質さ、しかもこの時期には痴漢をあおる投稿が増えるというのですから、怒りを通り越して空恐ろしさも。対策には政治も動いています。(中略)絶対にゆるさない」

共通テストに遅れるわけにはいかない受験生を狙った電車内の痴漢とは、ひどすぎます。受験生を狙うという心のゆがみはどこからくるのでしょうか。社会的弱者をねらう、通常のコミュニケーションやふれあいができない異常さ、ジェンダー平等を社会的に進めていくと同時に、前向きな心を失い心の闇を抱える人をどうかえていけるか、宗教のような言い方になってしまいました。

私の大学受験は、1967年春でした。当時は、高校の先生に受験の宿泊場所の手配、受験会場への付き添いなどをお願いしました。高校の先生はどれだけ大変な実務をされていたか、振り返ると頭が下がるばかりです。当時は、受験のテスト対策で頭がいっぱいでした。

受験生が受験に集中できる環境を! 受験生がんばれ!