エンカレッジルーム
発達障害の課題がある子たちは、各学校のエンカレッジルームで個別の指導を受けています。2022年度の対象児童は約1000人。この先生が担当する子どもの学校へ巡回指導にでかけるという形の特別支援教室が始まってから、教育のレベルダウンが行われ、子ども10人に先生一人の配置が、子ども12人に一人の配置となりました。私は議会で何度も取り上げて、教員を減らすことに反対し、拠点校に区費で独自の講師配置を求めました。残念ながら、講師配置は実現していません。葛飾区は実施しています。江戸川区は独自の講師配置をまったくやらない、とても残念なことです。
葛西小学校のエンカレッジルームを見学しました。部屋は2つあり、同時に2人対応でき、小集団学習もできるスペースがあります。この教室の設備は学校によって異なっています。今後、それぞれ調査してみたいと思います。エアコンはすべて設置済です。他の教材の最低基準とかどうなっているでしょうか。文科省の調査でも発達課題のある子は12%以上いるといわれています。35人学級ならクラスに4から5人いることになり、個別学習だけではなく、20人程度の学習集団にして、安心して学べる環境を作っていきたいですね。