第94回メーデー中央会場で

5月1日は天候にも恵まれ、第94回メーデーが代々木公園に1万5000人(主催者発表)が参加して開催されました。4年ぶりです。「物価高騰分を上回る大幅賃上げ」「大軍拡・大増税反対」などを掲げ、集会後は都内3コースに分かれてデモ行進しました。私は、区議団4名と瀬端さんと原宿駅で待ち合わせ、集会前に会場に到着し、参加者に挨拶しながら会場をひと回りました。

メーデー会場で挨拶

母親大会の皆さんには会えませんでしたが、全教、都教組の役員や書記さんと挨拶し、江戸川区労連、CUえどがわ、江教組をはじめ、区内最大の労働組合である東京土建江戸川支部の皆さんと挨拶ができました。みなさんから「おめでとう」と、声をかけていただくとうれしいですね。生活支援、最低賃金1500円の実現のために、まずは、江戸川区の最賃1085円のアップを求めていきたいです。

ジェンダー平等の実現を

小畑雅子代表委員(全労連議長)が主催者挨拶。野党共闘を壊してきた連合の女性代表とは全く違います。国際労働機関(ILO)が掲げるディーセントワークの実現のための労働組合の役割を強調し、大軍拡・大増税、改憲ではなく平和な日本をつくるために労働者・国民の共闘を呼びかけました。小畑さんは、埼玉県教職員組合の出身、全日本教職員組合女性部の役員として活動をした仲間です。一度学校現場に戻り、再び全教の役員になり、全教委員長から全労連議長になりました。女性としての委員長、議長は初めてのことで、大歓迎です。今回のメーデーの発言者は女性が続きました。メーデーの集会にも、ジェンダー平等が大きな世論となってきた新たな時代を感じます。女性が定年まで元気に働ける職場をと、女性部活動を35年間続けてきた私にとっては、女性が働き続けることが社会を変えることにつながると実感できたメーデーとなりました。