スピーキングテスト入試活用中止を
英語のスピーキングテストが11月26日に都内の中3生を対象に行なわれます。そのテストはアチーブメントテスト、到達度を見るとしていますが、テスト結果も総合点でしか本人に伝わらず、学びなおしの資料になりません。また、最もおかしなことは、入試に使われることです。100点満点を20点に換算すること、テスト1点の生徒も換算点は4点もらえる事、受験できない他県の生徒や病欠の生徒は「みなし点」をあたえて入試に使うというものです。聞けば聞くほどおかしなやり方です。そして、驚くべきことに、入試に使うならすべての中3生が条件が同じでテストを受ける必要があるのに、それが保障されませんでした。他人の声が聞こえた、他人の声がタブレットに記録された、二部の試験の結果、待っている生徒に問題が聞こえた、監督官がアルバイトなど、入試に使えない状況が次々と明らかになりました。
中3生を苦しめるテストは必要ありません。11月8日、夕方6時から7時、船堀駅前で入試に使うなの宣伝行動を行い、21名の参加者でアピールしました。200枚のチラシがまかれました。中学校3年生は、難しいテストをうけたくないとクラスの声を教えてくれました。高校1年生は英検テストのように希望者が受けれいいと署名してくれました。子どもたちの声を聴いてほしい、教育委員会は何のために仕事をしていますか?区の教育委員会は、子どもたちのために入試中止を都の教育委員会に申し入れてほしいです。
江戸川区議会にスピーキングテスト入試導入反対の会から陳情が出されています。署名にご協力ください。