脱炭素社会、私たちにできることは

えどがわエコセンターが主催した学習会に参加。講師の松本真由美氏は江戸川区の計画策定などにも助言をいただいており、CPO28開催中でもあり、話を聞きに行きました。他の区議や区の職員も参加していました。質問時間にほかの方が質問しないので、洋上発電の可能性について質問しました。海に囲まれた日本ですが、台風の通り道でもあります。再生可能エネルギーの拡充施策が待たれていますので、講師の意見をお聞きしました。洋上発電はまだ時間がかかるとのこと、私が議会視察で北海道の石狩市に視察に行った洋上発電が普及することを願うものです。

アラブ首長国連邦のドバイで12月1日から国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)首脳級会合がはじまりました。世界の排出量の4割を占める米中両国の首脳は欠席。先進国の歴史的責任を追及する発言が相次ぎました。ブラジルのルラ大統領は、「世界は昨年2兆ドル以上を兵器に使った。なぜそれを飢餓や気候変動対策に使わないのか」と発言。欧州連合(EU)のミシエル大統領は「化石燃料への依存からできるだけ早く離脱しなければならない」と発言。しかし、日本の岸田首相は石炭火力発電所について、「各国の事情に応じて」容認していく姿勢を表明。また、米政府の「2050年までに世界の原子力の発電容量を3倍にする」との宣言に日本など21か国が賛同。国際NGOなどが共同で緊急声明を発表。日本、ニュージーランド、米国の3国が、環境NGO国際ネットワークから今会議初めての「化石賞」の受賞となりました。残念です。