羽田空港の事故「乗客全員脱出」

1月4日付のしんぶん赤旗の3面で特集記事を書いています。体験者の生の声と同時に、日本航空の元機長は「映像を見るとノーズギア(前輪)が折れている。機体前方は低くなり脱出シューターで滑りにくく、後方は高くなり角度がついて安全に滑り降りるのはたいへんだっただろう。パイロットも機体がつんのめって身動きをとるのが困難だったのではないか。そんな状況で火が小さいうちに、全員を脱出させたことは称賛したい」と語りました。今後の事故調査について、パイロット個人への責任追及が強まらないか危惧する。冷静に事故原因を究明し、再発防止につなげてほしい」と述べました。また、日航キャビンクルーユニオンの宮井加奈子委員長は、「全員が脱出できたのは、客室乗務員がパイロットと協力し、ベストを尽くした結果だ」と強調します。また、「ドア数と同数以上の人的配置が安全対策では最も大事と」。

その通りですね。事故原因の徹底解明と安全対策を求めます。