伊藤千尋さん、憲法9条の誇りを語る

戦争させない江戸川の会総会が7月20日に行われ、区議団を代表して参加しました。自治体学校が横浜市で開かれたことから、大橋が総会に参加して挨拶をする分担をしました。私は、ロシアのウクライナ侵略に対してはすぐアピールを発表した区長が、イスラエルのガザ攻撃については見解をホームページに載せる対応はしなかったこと、地方自治法の改悪は戦争できる国にしていく体制作りだと意見を述べ、党を作って102年反戦平和を貫いてきた共産党としてがんばっていきたいと挨拶をしました。

記念講演尾伊藤千尋さんは、わかりやすい語り口で、世界で193の国があるが、国が戦争しているのは2か所。だれもが平和に生きる権利を持ち、パリの不戦条約、国連憲章と発展させてきた。スリランカのシャヤヤワルダーさんを知っているかといわれて、私は知らなかったので注目すると、日本に法外な賠償金を求めないように提案した人だと知りました。ドイツが法外な賠償金でヒトラーを生み出したからと。伊藤さんは、この人を歴史教科書にのせるべきだと提案しました。

伊藤さんはさらに、憲法9条は押し付けではない、幣原喜重郎首相のアイデア。憲法24条を日本国憲法に入れたのはウクライナ人のベアテさん。世界の憲法のいいとこどりをして生まれたのが日本国憲法。世界に広がる憲法9条の碑。平和国家コスタリカに学ぶ。軍事費を教育費に。国連で核兵器禁止条約を提案した。

伊藤さんは、社会を変える市民の力を強調しました。能登半島珠洲市は市民が珠洲原発を阻止したなど。

今度の東京都知事選挙は「ひとり街宣」を行う市民が増えてきました。3000人くらいいたと。自分の意見を言うことの大切さを感じるこの頃です。私もたくさんの方と意見交換をしていきたいです。