失敗の研究―ノモンハン1939

青年劇場の会員になって年数を重ねたが、今年は創立60周年の思いもあってか、「失敗の研究―ノモンハン1939」は観客に直接訴える演出で、戦争をやめさせたい、そのためにこの劇を上演したという思いがあふれたものとなって伝わってきた。14日はほぼ満席でしたが、まだ空いているとのこと、ぜひおでかけください。紀伊國屋サザンシアターで。

15日午後2時、17日午後2時、18日午後2時と6時半、19日午後2時、20日午後7時、21日~23日午後2時

1970年と設定された時代、女性編集者として配属された沢田利枝が、「ノモンハン事件」を提案し取材を重ねていくが、完成させることができなかった。沢田が編集長に聞く。「私が男性だったら同じように扱うのか」と、編集長は、「男性なら扱いは違ってくる」と。ジェンダーの問題も併せて、21世紀を戦争の世紀にさせたくないという沢田の訴えは心に響いた。

新宿まではしばらくぶりです。5時15分ごろ、上空を航空機が羽田に向かう。2つのコースが通過するのを確認。新ルートはやめさせたいとあたらめて思いながら帰ってきた。