高校入試スピーキングテスト中止を
8月18日(木)午後2時から、都議会議会議事堂第2会議室で、英語のスピーキングテスト導入見直しを求める市民大集会が行われます。コロナ感染対策もあり、会場参加は70名としています。私はオンラインで参加する申し込みをしました。
江戸川区内で学習会を行う呼びかけがあります。9月10日(土)、午後5時から7時、グリーンパレス402。ぜひ、ご参加ください。
私は、スピーキングテストを導入する意図も方法も納得できません。江戸川区議会第二回定例会で教育長の見解を聞きました。教育長は、「不安の声はもっともな部分がたくさんあると思うので、教育長会でとりあげてしっかり言っていきたい」と答弁しましたが、テストの導入は進められています。保護者も生徒もよくわからないまま、申し込まなければいけないという説明が優先しているように感じます。都立高校入試の内申点にテストの結果が加わります。各教科の内申点最高点は23点でスピーキングテストの満点は20点です。英語だけ43点で重視されます。中学校の中3英語担当の先生は受験対策をせざるをえないのではないでしょうか。
最も大きな問題は、テスト及び採点がベネッセコーポレーションに丸投げされていることです。テストはベネッセコーポレーションが実施しているGTEKというテストににており、テストを受けたことがあるかどうかで成績の差が出るのではないでしょうか。さらに、不参加の生徒は「みなし点」が与えられるのです。「みなし点」は、受験校の高校の先生が判断してつけます。都立高校入試は1点差を争います。公平性・中立性が求められる入学試験には導入するべきではありません。中止・見直しを求めます。