羽田新ルート固定化回避検討会のこと

第6回羽田空港固定化回避検討会が12月に行われ、その内容について2月の生活振興環境員会で執行部から概要の説明を受けました。新ルート反対江戸川区民の会が、区議会に「教室型の説明会開催」を求めた陳情に対して、私が資料提供を求めたものでした。課長からは、検討会資料を使っての説明を受けました。大橋は、やはり、説明会が必要だと意見を述べました。結論を出せないかと求めたものの、公明党が出せないという判断で先送りとなりました。

1月28日「羽田低空飛行見直しのための議員連盟総会」主催の国交省説明会が行われ、国交省からは5名、東京国際空港環境企画調整室菅野室長、加島課長補佐、斎藤係長、柳川交通管制企画課調査官、二宮管制課調査官。国会が始まって参議院は開会中のため、最後まで参加されたのは松原議員でした。説明の概要は、「検証はC滑走路について行われた。RNP-AR方式が実装されるされるためには羽田空港を利用する機材100%整備が前提、24.3%約四分の一が未対応。見通しは言えない。次回検討会は年内。検討内容は他国の例も参考に、会場からのルートが可能かなど、滑走路の使い方は変更しない前提だ」滑走路の使い方は変えないとと、今までの答弁を繰り返す内容に感じました。参加者からは、1時間に90を超える運用があり、従来ルートでも可能ではないかという指摘には、羽田空港の機能強化と千葉県への配慮・騒音共有の2つの理由があると答弁を繰り返しました。

2月6日、羽田都心低空飛行ルートに関する国交省レク 「第6回羽田新経路の固定化回避に係る技術的方策検討会」についてが行われ、国交省からは4名 、加島東京国際空港環境企画調整室補佐、斎藤係長、柳川調査官、白谷管制課調査官。山添拓、吉良よし子両参議院議員の求めたレクチャーで、藤田都議や各区議が参加しました。大橋は、千葉県との騒音共有としながらも江戸川区内通過便は増加していること、新ルートの出発便の検討内容について質問しましたが納得できる説明にはなりませんでした。