区役所玄関に金魚の水槽

江戸川区役所の正面玄関に金魚の水槽が置かれました。今年は区長の記者会見でもふれていますが、かつての金魚の三大産地であった江戸川区を少しでも復活させたいという区長の表明があり、区内の施設にも金魚の水槽が置かれるようになりました。その管理を障害者の仕事にしていくというのも区長の方針。区内には2つの事業者があります。しかし、金魚の養殖はしていません。7月末行船公園で行われる金魚祭り、古川親水公園の古川まつりの金魚の放流と金魚すくい、各地域祭りの金魚すくいなどが見られます。最近、金魚すくいは金魚を大事にしないから中止を求める声もあり、様々な意見があることがわかります。観賞用の金魚はいいのかという論議に発展しそうですが、私は、各人の判断にゆだねたいと思います。ただ、区が、金魚の水槽を置く場所を広げ、区の看板、地場産業にしていくのは、できるのか。金魚の養殖の技術継承、水の確保をどうするかなど課題も大きいのではないでしょうか。
かつて、金魚の養殖がおこなわれていた江戸川区、大雨の後は養殖池の水から流れてきた金魚が、道路ではねていたといいます。