原爆犠牲者追悼式

戦後81年を迎えた2026年夏、葛西区民館ホールで、第46回原爆犠牲者追悼式が行われました。今年は広島の被爆6名(最高齢92歳)、長崎の被爆3名の方がお亡くなりになったことが報告され、区内在住のおなくなりになった方は合計391名となりました。私の自宅近くにお住いの被爆者の方も、お亡くなりになって何年もたっています。心からご冥福をお祈りします。

区議会からは、議長をはじめ15名が参加。議長が代表してあいさつしました。区長も毎年参加されています。

被爆の証言は山本親江会・会長。8年前、初めて証言しようとした時は、被爆当時のことがフラッシュバックし、途中で話ができなくなったことがあります。今回はかなり詳しく話されました。当時の様子がリアルに語られます。警戒警報が解除されたが学校に登校するかどうか登校班で相談しているときに原爆が破裂し気を失った事。松の木が被爆の熱戦・爆風を少し減らしてくれたのではないかと。後頭部がやけどでひどくて、ハエが卵を産み付けてウジ虫が湧き、それをとってもらう痛みがひどかったこと、熱戦で血管が沸騰し皮膚が垂れ下がった人が大勢いたこと、何よりも死亡した人を焼く強烈なにおいが続いたことをリアルに語ってくれました。中学校で柔道を習ったが、後頭部の後遺症で、柔道着の襟が血で固まって黒くなったことも。数十年たって火葬した小学校を訪問したが、土が4mの高さまで盛土されていたことに驚き、骨がそのまま埋められているにではないかと。子どもたちは何も知らずにそのうえに建てられた学校に通っていると。

原爆を許すまじ。たった1つの爆弾がどれだけ被害を広げたか、核兵器廃絶の必死な思いが伝わります。中学生の発言では、親江会の出前授業で平和学習が大切であり、これからも平和と戦争について考え続けるという決意が語られる意見表明でした。葛西南高校生徒会長は、アニメから戦争の残酷さを知り、その辛さは、はかりしれない、真実を知り知識を広げたいとの意欲を語ってくれました。

最後の閉会挨拶をされた葛西キリスト協会の牧師さんは、レオ14世の言葉を引いて、AIの判断で戦争が起こる、平和の声、日本だからこそ発信の意味があると述べました。

その後追悼碑の前で献花を行い、平和の誓いを新たにしました。区議団は、そろって参加しました。