英語のスピーキングテスト陳情が趣旨採択!

11月8日、区議会文教委員会があり、「都立高校へのスピーキングテスト導入の延期および再検討に関する陳情」が趣旨採択となりました。教育委員会への同趣旨の陳情は継続審査です。

10月の文教委員会で結論を出す予定でしたが、公明党が継続審査を求めたため結論が延期されました。今回、趣旨採択という結論が出せたことはまずは良かったです。

陳情者はいつも文教委員さんに資料提供し、内容を説明してきました。委員会が終わると控室を訪問して働きかけていました。日本共産党からは委員がいないため、その都度、内容をお聞きしてきました。陳情者のきめ細かな活動と資料提供に感謝です。第四回定例会においても、区教委が都教委に、生徒、保護者、教職員、区民の意見を伝えるよう議会質問をしていきたいと考えています。

8日の午後、「都立高校入試へのスピーキングテスト導入の中止を求める会」は、都教委と都議会に署名を提出し記者会見しました。署名は2万3662人。改憲の様子を報道した新聞赤旗によれば、生徒からは「1人で練習しても何が間違っているか、あっているか、回答例が何を言っているかもわからない」の声。品川区に保護者は「当日の試験会場は自宅から1時間かかる高校、期末テストや学校説明会で受験生は忙しい。当日ぶっつけで行ってもらうしかありません」と。神奈川大学教授の久保野さんは、「監督のマニュアルは当日会場で配られます。トラブルに対応する人もアルバイト。高校入試導入は絶対に反対です」とのべました。

都教委は、ベネッセコーポレーションに丸投げで責任が取れるのでしょうか。都立高校入試は都立の先生方が準備し採点も行う大事な場です。テストは11月27日です。無責任な都教委に抗議し、入試に導入させないようこれからも宣伝していきます。