学校給食費の無償化を提案

2023年第一回定例会の代表質問(2月20日)で、小俣区議が、給食費無償化を求めて質問しました。

質問:23区では葛飾区の今年4月からの小中学校無償化決定を皮切りに、無償化実施は現在まで8区に広がりました。小中学生の子どもを育てている場合年間約12万円の給食費の負担です。直近の報道で江戸川区は「今後検討する」とされていますが、「子育てするなら江戸川区」を掲げる区として、早急の実施が必要と考えますが、区長の答弁を求めます。

区長:議会では賛否両論あると聞いている。財政的な負担が大きい。意見を聞いて引き続き検討する。

再質問:49年前、江戸川区の広報で、物価高騰で値上げ分を補填すると3割補助をおこなったことがきっかけで、ずっと継続して三分の一程度補助をしてきたとある。英断してほしい。

区長:子育て施策をトータルで見ていく。給食費補助はわかりやすいが。

という議会でのやり取りでした。公明党も同じ学校給食費無償化の質問をして、その時は区長は「給食は食育、義務教育で本来は国がやるべき。自治体が動くことで国の制度にプッシュ。区は食材費値上げ負担で小学校280円、中学校360円を6か月、7200万円計上している。完全無償化には約22億円かかる。子育て支援全体で給食費どうあるべきか引き続き検討する」と述べています。

今回の予算特別委員会の審議に学校給食費完全無償化の修正予算を提案し、議会には学校給食費無償化条例を提案しています。

学校給食費の保護者負担は次の通り、2023年度も同じです。

1・2年生4330円 3・4年生4680円 5・6年生5030円 中学生5650円