国民健康保険料大幅値上げ

2023年度の国保料の大幅値上げ案が示されました。日本共産党は、国民健康保険運営協議会で値上げ案が出されたとき、物価高騰が続く中、区民生活を守る立場から値上げ反対を表明しました。反対は日本共産党だけで、値上げが了承され、区議会への議案提案となったのです。

立川市国保運協は、来年度は据え置きを答申し、決定すれば4年連続の据え置きです。答申では「協議会の基本的方針は、・・一般会計からの法定外繰り入れについては、財政健全化計画に基づき段階的に削減する」としているものの、コロナ禍での「経済や市民生活への深刻な影響が継続している」「この間、医療給付費の増加などにより、法定外繰り入れ金も大幅に増加し、保険料の引き上げを考慮せざるを得ない状況となったが、今般の物価高騰に伴う市民生活への影響を鑑み、・・前年度に引き続き据え置く」としています。賦課限度額は基礎(医療)分を2万円引き上げるとしています。府中市でも市長が値上げしないことを報告しています。小平市も値上げを2年据え置きとしました。

江戸川区の値上げ案 この議案には反対を貫きます

2022年度均等割5万7600円(21年度からは2100円値上げ)        2023年度均等割6万3300円(5700円の値上げ)

2022年度一人当たり保険料 12万6510円(21年度からは5549円値上げ) 2023年度一人当たり保険料 13万7967円(11457円値上げ)

一般財源の2022年度決算の見込みでは194億円の繰越金で、積立基金は全国で2位・合計2370億円の見込みです。この一部を活用すれば、値下げも可能です。せめて、ほかの自治体のような据え置きを求め意見を言いました。