葛西中学校卒業式おめでとうございます。

3月17日、葛西小中学校体育館で行われた、第75回卒業式に参加させていただきました。卒業する中学3年生は、コロナ禍による学校休校により、保護者が参列しての入学式はなく、6月からの分散登校など、中学校生活の第一歩がストップされる状況でした。でも、子どもたちは、3年間、様々な制約を乗り越えて、卒業を迎えました。それだけで素晴らしいことです。一昨年、当時の中学2年生から(今回の卒業学年)「ぼくたちは、コロナで入学式もできず、中学生はワクチン接種もうけられない」と電話をいただいたことがありました。私は、お詫びしながら、きちんと意見を伝えてもらいうれしい、私も、あなたの思いを議員として区に伝える」と約束しました。どこの中学生かわかりませんが、自分の考えをきちんと伝えてもらったことに、中学生との対話ができたことが嬉しかったので記憶しています。

葛西中学校179名の卒業生です。卒業証書を受け取るときはマスクを外していました。式歌の時にはマスクを着けて素晴らしい歌声を響かせてくれました。「旅立ちの日に」の歌詞をうたいあげて、聞いている私は涙がにじみました。圧巻だったのは、中1生と中2生とあわせて510名の大合唱です。広い体育館だからこそできた全校生徒の合唱でした。子どもたちの歌声は今でも、心に響いています。「愛と涙と手のぬくもり」と。

高校生になってもがんばってください。帰るときに、学校の門で、Fさんが声をかけてくれました。お子さんが不登校になり心配でしたが、卒業式には参加したとのこと、進学先も決まり、新たなスタートができると、心からお喜び申し上げます。

未来に向かって羽ばたいてください