議会本会議で少数意見

3月24日は区議会最終日でした。反対したのは、54の議案の中で13。2013年度予算関連4、国民健康保険予算関連3、マイナンバー関連条例1、総合レクリエーション公園等リニューアル関連3、区道関連2です。団会議でひとつひとつの条例の内容を吟味し、賛成か反対かを判断します。

反対の理由は、学校給食費無償化をもりこまず、住民犠牲で無駄なスーパー堤防事業推進の予算、国民健康保険料値上げ、マイナンバー推進、20年の指定管理で区民の意見を反映しない公園リニューアル事業、スーパー堤防事業推進の区道認定などです。

少数意見として、4点の反対理由を述べました。①学校給食費無償化など子育て支援に消極的な姿勢や教育行政の問題、②高齢者支援と福祉施策への姿勢、③住民犠牲、見通しもないスーパー堤防事業と一体の土地区画整理事業、住民軽視の総合レクリエレーション公園等のPark-PFIによる整備事業、および災害対策への不十分な姿勢、④国言いなりの行政の姿勢。国民健康保険事業・介護保険事業・後期高齢者医療の3つの特別会計にも反対を表明しました。

区民から預かった大事な税金の使い道は、くらし福祉優先で使うべきであり、積立基金を必要以上にため込む区政を批判しました。積立基金は、2013年に1080億円が、2023年は2370億円と、10年間で1290億円と大幅に増えています。2013年は、区が216事業(学校給食費補助金、学童クラブおやつ、長寿祝い金廃止、補聴器購入補助に所得制限導入など)のくらし福祉予算を約36億円けずった年で、忘れることができません。学童のおやつは復活させましたが、引き続き区民に喜ばれていた施策の復活を求めます。