葛西消防団消防操法大会

6月11日、西葛西防災公園(元プールガーデン)で、葛西消防団の消防操法大会が開催されました。雨模様のため、実施するか問い合わせたところ、雨でも実施とのこと、確かに、天候には関係なく葛西などは出動しますから。

会場では、葛西消防団の8つの分団が待機して、次々と練習の成果を披露しました。葛西地域の8つの分団にはそれぞれ対応する自治会から応援団が来ていて、一番初めの第7分団は、新田町会のみなさんが大勢応援していました。それぞれの分団ごとに関連町会が紹介されますが、第3分団の紹介では、高齢になっているため、操法大会の出場は今回が最後になるかもというアナウンスに驚きながら応援しました。ところが、なんとこの第3分団が優勝でした。ベテランの力量が十分発揮されたことになります。審査はビデオでの確認を行うこととなり、結果公表まで20分以上かかりました。時間の速さを競うため、ビデオで最終確認したようです。見ているほうは、競技の開始と終了がよくわかりません。ただ、作業の手順や手際が良いか、選手の動きに無駄がないかなどは、みていてわかります。どの分団も無駄のない動きで、練習を重ねたことがよくわかります。タイムが審判の大事な要素だとのこと、審判員(黄色の雨具着用)もお疲れさまでした。雨が少し上がった状態で操法を実施しましたが、閉会式は雨でみなさんかなりぬれていました。

審査結果を待っている間の若い消防団員3名へのインタビューは注目でした。専門学校の生徒で救急救命士を目指して勉強中で、消防団員としても活動をしているとのことでした。消防団員になってよかったことは、学校で学んだこと、胸骨圧迫やAEDの使い方などを市民に教えることができてよかったと3人そろって答えていました。ますますの活躍を願っています。