2100年江戸川区プランへの意見をだしませんか
1月31日締め切りの2100年プランへのパブリックコメントを出しませんか。
1,区は令和3年(2021年)から準備をしていて、区民から意見を聞くというより、「中サービス‐中負担」に結論を誘導したことは明らかです。住所・氏名・生年月日まで記入させ、3択の回答を求めるのはアンケートとはいえません。関心があってもアンケートのやり方にとまどい回答しなかった方もおられることでしょう。今回のアンケートの結果で今後の方向を判断するべきではありません。
2,日本共産党区議団の第3回定例会でアンケート実施に関わっての代表質問での区長答弁は「生年月日までの記入は、結果に対する信頼性確保のため」とし、「過去に匿名で同一又は類似の意見が多数寄せられ、一人の方の意見なのか複数の方の意見かわからないことがあった」「8月と9月の財政資料が違ったのはよりわかりやすくするため」と。はじめの資料と数字がどうして違うのか説明が不十分です。また、アンケートは参考にするべきと質しましたが、区長は「取り組みを理解し、意思表示をしてくださった区民の皆様に対して失礼だ」と強調し、「現在進めている取り組みは今に対しても未来に対しても区として責任を果たすものである」との答弁は、まったく説得力はありませんでした。
3,パブリックコメントは1月31日締め切りで3月に結果の公表をするとしていますが、すでに区は具体的な受益者負担なども含めた施策・2025年度予算案を準備をしており、区民の声を聴くだけで反映させる段取りがありません。現時点での区のホームページで示された見直しの内容は、2025年度実施項目199、2026年度以降44項目,2027年度以降1項目、2030年度以降2項目、期限未定7項目,公共施設再編計画18項目に及び、合計271 項目にわたります。2025年度実施の項目は、パブリックコメントで聞いて区民の意見を反映する時間は全くありません。
4,結果が出ているのでは、パブリックコメントも意味がないのではという方もいると思いますが、区民としての権利です。だまっていては、区民が納得したと押し切られるだけですので、ぜひ意見を区に届けていきましょう。パブリックコメントは、区が回答を示し公にホームページに掲載されます。
自分とかかわるところに絞って書く方法もあります。例えば、受益者負担で、「がん健診や長寿健診の有料化の検討」「ごみの有料化の検討」「国保料を抑制するための一般会計からの投入を廃止します」など。
また、公共施設再編は時期を絞っていませんが、建て替えの時は複合化する、総合文化センターと中央図書館を一緒にすると提案しています。これらの具体的な提案への意見は出せると思います。
だまっていては、了解したと受け取られます。生活が大変な時に値上げは困るという声を区にとどけていきませんか。