江戸川区2100年プラン、パブコメに1212件!

江戸川区が2100年プランを発表しましたが、「中サービス中負担」の決定には区民から疑問の声があり、区議団も問題点を指摘してきました。2100年プランについてもっと知りたいと、4月1日に学習会が行われ、大橋が講師として依頼され、約1時間話しました。それぞれの地域でぜひ学習会を計画していただければ喜んで出かけます。この学習会は、江戸川健康友の会、年金者組合、生活と健康を守る会が計画し、30名近い参加者でした。

2100年の人口減少に向けどう区政をすすめるか、それは、区民から意見を聞きながらその都度判断していくことが基本ではないでしょうか。75年後に向けて、今からサービスを削減し受益者負担を打ち出すのは政治のあり方の根本が違います。2020年の国勢調査からの人口推計を基にした計画ですから、今年行われる国勢調査においてまた違いがでてきませんか。さらに、他区と比べて江戸川区の特徴がみえなければ、若い世代が江戸川区への転居をえらぶでしょうか。

2100年プランは、削減計画がめじろおし。さらに、23区で高齢者への東京都の事業を踏まえた補聴器補助が拡充されたのに、江戸川区はこれからで、23区で最も遅れた区(太田区も)になってしまいました。江戸川区は他区に先駆けて補聴器補助を実施していたのに、残念としかいいようがありません。担当者は、今年度中には拡充案を示すとしていますが、どのようなものでしょうか。他区並みに実施するべきです。

また、健(検)診の一部有料化も、大きな課題です。一部有料化で、医療関係者からも疑問の声があります。私の知人が、1月18日にたおれ、3月26日にお亡くなりになりました。急逝に驚きと、健(検)診をうけていたのかと、考えさせられました。

75歳以上のコロナとインフルワクチンが無料になるなど改善される面もあります。しかし、圧倒的「削減」です。削減した財源の使い道は「ない」と区長は答弁しています。つまり、基金にため込むわけです。2024年度末の主要6基金合計が2682億円!、23区で最も金額が多いのは変わらないと思われます。4月1日にまた値上げラッシュでした。物価高騰のくらしを支えるための政治の役割が問われています。2100年を考えることを否定しませんが、そのために、健(検)診一部有料化、福祉削減というのは、全く納得できるものではありません。みなさん、おかしいの声をあげていきませんか。