船堀幼稚園入園おめでとう
船堀幼稚園は唯一の区立幼稚園です。新園長は東先生。ずっと副園長でした。子どもたちへのお話も落ち着いていてゆっくり話します。幼児教育に関わる先生方は意識してゆっくり話されますね。前園長の元園長も出席されました。卒園式の時は80歳を超える元園長も参加され、船堀幼稚園の子どもたちを見守っています。広い園庭には満開の桜が咲いていました。
今から10年以上前、5つの区立幼稚園(江戸川区は区立園が少ない)の廃止が決まりました。当時のP連の保護者の方が3万名をこえる署名を集め陳情されました。保護者の皆さんの願いを受け止め、当時文教委員会に所属していた大橋は、保育園存続を求め陳情に賛成していました。江戸川区の公立幼稚園は幼児教育の質を担保する存在であり、保護者の急な転勤時の年度途中の受け入れや様々な課題がある子の受け入れもするという区内の幼児教育にとっての大きな役割を担っていました。しかし、江戸川区は私立幼稚園を中心とした幼児教育のあり方を変えず、保育料月26000円という日本一の補助を実施して、「子育てするなら江戸川区」と評判となっていた私立依存という姿勢を変えませんでした。子どもの人数が減少することを見越しての区立幼稚園廃止でした。多くの保護者を中心とする廃止反対運動から、船堀幼稚園はかろうじて存続となりました。委員会で、何度も区に姿勢を変えるよう求めましたが、自民公明の与党はやむなしという態度を変えず、陳情は採択されませんでした。当時のことは鮮明に覚えています。公的保育の役割、3年保育の実施を行うことも含め、幼児教育の発展のために意見を述べていました。引き続き、船堀保育園存続のために頑張ります。