文教委員会で広島市と姫路市に

8月27~29日、区議会文教委員会区議9名と事務局2名で視察に行きました。事務局の手配が行き届いていて感謝することが多々ありました。3日間、しっかり学習でき、視察と視察の間の自由行動では広島原爆資料館見学と平和公園を散策しました。税金を使う視察ですから、」江戸川区の施策に活かせるようまとめていきたいです。

8月27日は、併設型の広島県立中学校・高等学校を訪問し、「ことば科」の授業(社会科)を見せていただきました。

 

ことば科は年間60時間、英語が35時間、他の教科は各5時間でおこなわれており、参観した授業は社会科でした。広島市の古い地図から最近の地図まで6枚を年代別に並び替える問題です。私も一緒に考えました。一部不正解で残念でしたが、子どもたちはグループに分かれて答え発表し、その後の間違いを見つける視点を学びながら直していくという内容でした。4人の話し合いは全員が意見交換をするという活発な状態です。これは、受験という選抜での生徒ならではではないでしょうか。また、図のような問題も副校長先生から考えさせる課題として示されました。正解はBさんですが、その理由を私はわからないまま帰りました。iPadを全員使用していますが、授業によって使い分けており、この社会科ではまったく私用していませんでした。

中学校の入学時には広島全体から約500名の受験者があり、160名が定数ですから三分の二が入れません。全県からの応募があり、定員130名の学生寮が敷地内にあります。東広島市にあることから、そこから通う生徒が最も多いですが、校舎が中学校と高等学校と分かれており、交流はできるものの、中高一貫校ではなく併設型として運営されています。「ことば科」のまとめとして、中3で意見発表弁論大会を行い、高3で卒業論文を書くという本格的な目標を持った取り組みだと感じました。私は、パターン化なのかと思いましたが、考える事江尾大事にしていることがよくわかりました。図書館も充実し司書さんが配置されているのもさすがです。授業が見られるとは思っていなかったので、嬉しかったです。生徒さん、先生方、ありがとうございました。