ひろしまの平和ノート
8月28日午前中は広島市の平和教育について伺いました。

平和学習のための「へいわノート」。低学年、高学年、中学校、高等学校と4種類あります。低学年は被爆のアオギリを掲載していました。平和学習を位置付けていることはとても大事なことです。説明された課長さんは触れませんでしたが、幼稚園の子どもたちには元先生の方がわかりやすく語りかけていました。優しい日本語で丁寧な語り口です。私の知り合いの方に聞いたら、やはり著名な先生でした。また、修学旅行などで原爆ドームや資料館の見学に来る生徒さんたちにガイドをしている方は元教員が多いとのことでした。先生方が活躍されているのは、元教員としては嬉しいです。この平和ノートの内容については、子どもたちが保護者に感想を話すことが多いようで、ノートを学校においてある学級は工夫がいるようです。授業で活用したら自宅に持ち帰るのがいいですよね。江戸川区の新築の学校はロッカーが従来の学校より広くなっていて、使わない資料は学校保管にしているようです。親子で話し合える期間があるといいですね。
8月6日の平和祈念式典の小学生の言葉はいつも感動します。6年生の力量は素晴らしいです。どのように宣言を作るのか質問したところ、まず、市内の6年生に平和についての作文を書いてもらい、選ばれた子20人が弁論大会を行って代表が決まるとのことでした。最終的に2名になりますが、弁論大会をやって2人が選ばれるとのことでした。今年の代表もしっかりしていました。大きな拍手を送ります。大会の様子は録画で見ましたが、みなさん、取材もし、発表の仕方も学んできた成果といえます。参加者が裸足で参加すること、子どもたちの作成の流れを学ぶ予定です。
