英語スピーキングテスト中止を、学習会

都立高校入試へのスピーキングテストの導入中止を求める会が、9月6日に5回目の学習会を行いました。求める会が毎年この時期に学習会を行い、入試導入の矛盾を明らかにしています。今回は入試の逆転現象について犬飼さんのお話を聞きました。犬飼さんは、取材を徹底して行い記事を書いています。こんなふうに疑問を調査し記事にして発信するのが本当のジャーナリストではないかと感じさせられるものでした。逆転現象は起こりえるとの説明は納得ができるものでしたが、現実に確認するには、一つの都立高校全員の成績をデータとして比べるテスト結果が必要だということでした。だから実証は不可能とも。でも、テストを受けない生徒が、自分の入試の英語の点数の前後10人のスピーキングテスト結果から見込み点をもらえる仕組みは到底納得できません。1点差を争う受験生本人もすっきりしないのではありませんか。

「自らのESAT-J高得点が原因で不合格!都立校入試 合否逆転現象のカラクリ」

犬飼 淳氏(フリージャーナリスト)