障害者の作業所視察
1月20日、健康推進・熟年者支援特別委員会で、午後1時過ぎから3時半の予定で、一般社団法人 EARTH BASE(平井6-1-13)と、エルムワークメイト(南小岩6-5-9)の2か所を区議が2組に分かれて訪問しました。障害者雇用の取り組みがテーマです。2組をマイクロバスでのピストン送迎というやり方です。手際が良く、準備された議会事務局の担当者に感謝です。
エルムワークメイトは、地下鉄総武線の高架下にあります。電車の音は全く聞こえませんでした。2008年4月1日に創設され、17年の実績です。就労継続B型の施設(中程度の知的障害者の方が通ってくる)で20代前半の方が多いとのことです。今は、企業就労を目指す人、お金をかけずに通ってくる人など50人くらいが所属しています。就職先は、7~8割が清掃業務、残りはサービス業、一部事務補助(コピー、郵便物配付など)。就職後の定着サービスも行っています。就労移行センターと違うのは、ずっとかかわっていることですと強調されました。期間終了後、ボランティアとしてかかわっています。転職したいと戻ってくる場所でもあると、施設を運営してきた担当者の方は、17年問題がなくても突然問題を起こすことがあるのが特性であり、継続した定着支援をしたいと語っていたのが心に残りました。
作業所では手際よくお菓子の箱を組み立てていました。3月から就職が決まっている人も、高校3年生もいます。隣の部屋では、封筒の袋づめや封筒の穴への補強など個人差がありますが、集中した作業の様子がわかります。私も購入したことがある商品もあり、商品になるまでに障害者の方が仕上げていることがよくわかりました。就労移行支援事業で働く人は6名で、一日作業して毎月給料を払い年2回ボーナスも支払います。給料は手渡しています。就労継続事業は37名、平均月3万2千円、時給約150円。就労定着支援事業は3年。障害のある方は、こちらのコントロールが必要で、作業所にいる間に信頼関係を作り「抑止」力をつくる、職員が行くと「リセット」できるように人間関係を作りますと、説明されていたのも印象的でした。
平井の障害者作業所「一般社団法人 EARTH BASE」は、就労継続支援A・B多機能型「イーストフライト」では、就労継続B型でじっくりアセスメント、訓練し、一定の評価基準を満たしたものをA型にステップアップとしています。就労継続A型の定員は10名で現在4名(賃金平均128030円)。就労継続B型は定員10名で8名在籍(賃金は56618円・時給は約450円)。看板・パネル・ポスター制作をしています。江戸川区の看板を作っている作業を見せていただきました。令和5年度の約700万くらいのうち、450万はうちが仕事をしているとの説明があり、江戸川区が発注している実績がわかりました。
元の平井第二小のとなりにあり、学校の空き教室施設をもっとお借りしたい、障害者優先法を理解してほしいとの要望がありました。NPO法人にはかすこともあるが、民間には貸し出さないのが原則ということで借りられないのでと強調されました。