エンカレッジルームの視察
区議会特別委員会「子ども支援・教育力向上特別委員会」で、松江4中のエンカレッジルームの見学に伺いました。不登校の子どもの居場所、学習スペースです。教員ではない見守りの人がいます。時給1250円のため、生活のためにする仕事とは言えません。しかし、松江4中の方は、給料は少なくてもスクールカウンセラーを目指しているためにこの見守りの仕事をしているようです。素晴らしいですね。また、昨年の3月に都教委の大量雇止めがあったことも知っていました。仕事に意欲を持って取り組む青年を応援したいです。
エンカレッジルームの説明は校長自ら。校内委員会の立ち上げ、定期的な開催と、努力の中身がよくわかります。そこで驚いたのが教室環境整備です。学ぶ環境を整える予算は区教委から配当されないため、学校予算でベニヤ版を購入し、壁を仕切り、学習机を仕切ったとのことでした。使わなくなったパソコン室を活用しています。また、以前、特別支援学級が設置されていたことから、学ぶスペースは困らないようでした。

子どもたちが使っている場面も見学させていただきました。邪魔にならなかったか心配です。子どもの登校状況がわかる一覧表があり、給食も含めて丁寧に対応されていることがよくわかりました。また、専門の先生も配置されています。以前は不登校の子どもが多い学校への特別加配でしたが、数年前から配置がかわり、近隣の学校も含めて4校を見ているとのこと。専門の先生が必要ですが、過重負担にならないでしょうか。写真の壁が学校が自前で作った仕切りです。お見事!
エンカレッジルームは、本来、特別支援教育の対象の子が学ぶ場所でした。情緒障害児通級学級として開設していたのを都教委が巡回指導に切り替え、各学校を先生が回って、対象の子を学級から取り出しての個別指導をする形になりました。取り出しての学習は週1~2時間(最高8時間まで)で、子どもが安心して学習できる環境を作るためのエンカレッジルームでした。不登校の子どもが使う時と重なった時はどうするか質問すると、パソコン室などの改修でスペースは確保しているとのことでした。すべての学校の様子はどうなっているか、後で教育委員会に聞いてみます。