「保育園に入りにくい駅」ランキング 1月12日 東洋経済新聞より

東京都福祉保健局2018年3352人が2022年32人にとなった。

認可外保育園に入れていれば待機児童にカウントされない。自宅から遠い認可・認可外保育園を自治体からすすめられ断ると「特定の保育所などを希望している児童」に分類され、待機児童にカウントされない。こういったノーカウント待機児童を量産し、待機児童ゼロ宣言をしている自治体が23区中18と大半を占めた。

「住まいサーフイン」では独自に認可保育園倍率という」指標を設定、各駅のゼロ歳児人口を各駅の認可保育所のゼロ歳児定員で割って算出した。

1位:江戸川区 0歳定員577人0歳人口4619 8.01倍。2位:大田区 0歳定員1165人0歳児人口5009人 4.3倍 3位台東区:0歳児定員339人0歳児人口1424人 4.2倍 23位:千代田区 0歳児定員241人0歳児人口574人 2.38倍

23区の平均3.44倍。江戸川区はゼロ歳児保育を公立保育園で実施しない23区唯一の区です。家庭的環境の子育てが最も良いという理由です。私は、長男の妊娠を機にゼロ歳児保育を求める運動をすすめ、無認可共同保育所をつくり育ててきました。今、共同保育所が私立の認可保育園として3園、ゼロ歳からの保育を充実させています。しかし、区は一貫して公立0歳児保育を拒否し、増設する私立認可園も0歳児を入れないように働きかけました。抗議しても全く変わらないままです。保育ママさんががんばって保育をすることを否定するわけではありません。ただ、一人で責任を取る大変さ、親が離乳食を持参したり、保育ママさんの休暇を保障したりすることが必要です。私は、今でも公立保育園のゼロ歳児保育を求めています。

保育園に入りにくい駅ランキング 1位:篠崎駅 0歳定員35人、0歳人口450人、倍率2.86倍 2位:西葛西駅 0歳定員42人、0歳人口518人、倍率12.32倍 3位:一之江駅 0歳定員52人、0歳人口422人、倍率8.12倍 4位:平井駅 0歳定員36人、0歳人口252人、倍率6.99倍 7位:小岩駅 0歳定員78人、0歳人口490人、倍率6.28倍 8位:葛西駅 0歳定員103人、0歳児人口639人、倍率6.2倍 14位:瑞江駅 0歳定員84人、ゼロ歳人口447人、倍率5.32倍 22位:船堀駅 0歳定員93人、0歳人口421人、倍率3.53倍

江戸川区が、ランキング30位の1位から4位をしめ、8駅も入っています。駅近くの入園希望は殺到し、どうしても保育所に入れたい保護者は駅から遠い保育園も希望しなければ保育園に入れない実態があります。保育園の増設をいつも議会で取り上げてきました。これからも、保育内容の充実、0歳から2歳の保育料無償化も併せて求めていきます。

申し込みが終わり、結果待ちだと思いますが、子育てしやすい江戸川区の実現目指してがんばります。