坂尻まさゆき

第4回区議会定例会一般質問①――核兵器廃絶について

2020.12.14

11月27日から12月11日まで、区議会第4回定例会が開かれました。

日本共産党区議団から有馬豊区議が一般質問を行ないました。その内容と区の答えを順次報告したいと思います。

はじめに、来年1月に発効が決まった核兵器禁止条約について問いました。

10月24日に中米のホンジュラスが批准書を国連に提出し、ついに歴史上初めて核兵器の開発から使用、威嚇まで禁止する核兵器禁止条約が発効することとなりました。

批准した国に、アメリカ・トランプ政権が撤回を迫る書簡を送るなど、核保有大国は禁止条約を妨害してきました。

禁止条約が国連で採択される前のことですが、2016年のアジア政党国際会議においては、「核兵器禁止条約の国際交渉のすみやかな開始を呼びかける」という総会宣言の一文が、中国の強硬な態度で無理やり削除されるということもありました。

そういった様々な困難を乗り越えてきたのは、核兵器のない世界を求める各国政府と市民社会の努力に他なりません。

日本では、世論調査で7割が核兵器禁止条約への参加を支持し、署名・批准を求める意見書を全国500の自治体が可決させています。

練馬区は「非核都市練馬区宣言」を持っています。国に対して、1日も早く核兵器禁止条約に署名・批准を行うこと、それまではオブザーバーとして会議に参加することを求めることを区に問いました。

 

「区は意見を申し上げる立場にない」

区の答えは総務部長から、「核兵器の深刻な脅威を踏まえた国際情勢についての十分な情報と、周到な分析に基づく高度な政治判断が必要であり、区は意見を申し上げる立場にありません。」というものでした。

しかし国と自治体は対等の立場にありますし、全国500の自治体が意見書をあげているのだから、そんなことはないのではないでしょうか。

平和祈念パネル展や平和祈念コンサートなどについては、延期して来年3月に開催する予定で、平和に向けた努力を行なっていくとも答弁しました。

核兵器禁止条約は、その平和に向けた大きな大きな一歩です。核廃絶を求める市民の皆さんと連帯して、禁止条約に参加する政府を生み出すために取り組んでいこうと思います。

最近のNEWS

  • 2026.05.27

    国基準でも保育園待機児童21人

    2026年4月1日時点での保育所待機児童数が公表されました。この間、練馬区は国基準に基づいて、親が育児休業中の子どもや、特定園のみ希望している人を待機児童の定義から外し、そのうえで昨年まで待機児童数ゼロ、5年連続だと宣伝 ...

    もっと詳しく ??

  • 2026.05.11

    豊渓中の統廃合はやめ、学校選択制の廃止を

        統廃合が問題となっている豊渓中学校の学区域の子どもたちに対し、区は統合相手となる光1中への指定校変更を無条件に認めてしまいました。 そのことにより、例年40~50人程度入学していた子どもたちの数が一気に10人程度 ...

    もっと詳しく ??

  • 2026.05.10

    ひどい 国保料・後期高齢者保険料値上げ!

     2026年度の国民健康保険料と後期高齢者医療保険料が、また大幅な値上げです。 40歳以上一人当たり平均の国保料は前年比1万45円増の20万2283円に、後期高齢者は単身、年収153万円で年1100円増の1万5200円と ...

    もっと詳しく ??

  • 2026.05.09

    真の待機児童ゼロ実現を!

     練馬区は、保育所待機児童ゼロを5年連続達成したと宣伝していますが、実際には「保育所等に入れなかった児童」が毎年500人前後と高止まりしています。なのに来年度予算では立野町で取得した区有地に認可保育園を1園誘致するくらい ...

    もっと詳しく ??

  • 2025.12.01

    差別のない優しい地域社会に

    2025年7月の参院選挙では一部の候補者や政党が、今の生活の苦しさはあたかも外国人が優遇されていることが原因かのような主張をして、社会に深刻な影響を与えました。 「外国人は生活保護を受けやすい」などなどの主張がありますが ...

    もっと詳しく ??