坂尻まさゆき

練馬区立美術館改築は見直しを

2022.10.12

練馬区が進めようとしている区立美術館の再整備(改築)計画について、一般質問や決算特別委員会で、反対・見直しを求める立場から質問しました。

区は、サンライフ練馬を解体・廃止してその敷地も使って美術館を今より大規模にしようとしています。その費用は、備品購入費なども含め、81億円だと明らかにしました。

大規模改修の場合は70億でしたが、よりお金がかかることになります。しかもサンライフ練馬は、トレーニング室や体育室、研修室などなど、年間10万人以上に利用されている施設で、それをなくすということは区民サービスの後退です。多額の税金をかけながら、そんな計画を進めることは許されないと思います。

三重県では、総合博物館の建て替えで住民を巻き込んで、「みんなでつくる博物館会議」などの会議体をつくり、5年をかけて作り上げたといいます。

こうした過程を経れば、区民の理解を得られるのではないかと問いました。

区は、パブコメによる意見募集やオープンハウスなどで意見を聞いてきた、そのうえで構想を策定したと答えました。

しかしこれらは住民を「巻き込む」、継続性のと言えるものではなく、見直しを求める意見に対しては、美術館は再整備するんだと、区の考えを返すだけで意見を反映させようという姿勢がありません。これではただ意見を聞いたという体裁をとっているだけです。

区民の声をよそに、区は改築の基本設計事業者の募集・選定を始めようとしていますが、選定委員会にも一般区民の公募は行わず、区が選んだ区民2名を入れています。

区民は置き去りで、美術館で出展したこともある美術団体の関係者からも、大改築なんで必要ないという声が聞かれるほどです。

いま価格高騰で建築単価もあがっており、81億円ではすまない可能性も大きいと思います。もともと、美術館再整備基本構想策定委員会では、大規模改修を前提した議論が行われていました。

また、区はこの間新型コロナの影響でかつてない財政危機を覚悟する、などと言って、わずか高齢者いきいき健康券など、わずか3.2億円の補助・給付的事業の予算を削減しています。

なのに区民から求められているわけでもない美術館大改築に多額の税金をかけることは、まったく整合性や一貫性がなく、区長のトップダウンの弊害ではないかと思います。

この計画は立ち止まり、区立美術館はどうあるべきが区民とともに考えるべきです。

最近のNEWS

  • 2026.07.14

    さよなら原発宣伝に参加

    毎月11日に、原発ゼロを訴えるさよなら原発ねりまアクションの宣伝に参加しています。今月も11日に練馬駅南口での宣伝に出ました。 猫の着ぐるみを着た方も参加し、キャンプ用ソーラーパネルで太陽光発電の威力をアピールしました。 ...

    もっと詳しく ??

  • 2026.07.08

    自転車ヘルメットの助成続いています

    令和5年(2023年)から、自転車に乗る際にヘルメットをすることが努力義務となり、同年から練馬区は自転車へルメットの購入費へ2000円の助成をしています。 今年度も継続していますので、ぜひご利用ください。 年齢制限はなく ...

    もっと詳しく ??

  • 2026.07.07

    氷川台駅周辺地区計画素案の説明会

    2026年7月3日、4日に、都市計画道路放射36号線が今後建設されることにともなう氷川台駅周辺のまちづくりに関わる地区計画の説明会がありました。 地区計画とは、「地区の課題や特徴を踏まえ、住民と区が連携しながら、地区の目 ...

    もっと詳しく ??

  • 2026.07.04

    介護・障害福祉事業所へ支援金給付

    物価高騰が続くなか、練馬区は東京都の「施設等運営支援臨時給付金」を、区として独自に上乗せもして給付してきました。 介護サービス事業所と障害福祉サービス事業所を対象に、運営が継続でき、高齢者・障害者が必要な支援を受けられる ...

    もっと詳しく ??

  • 2026.07.03

    障害児・者の居場所事業が始まります

    練馬区は障害福祉サービス事業所や放課後等デーサービスにおいて、従来のサービス提供時間外で障害児・者が居場所を提供する「居場所事業」を開始します。 放課後等デイサービスでは、「学校の長期休暇中の障害児の居場所づくり促進事業 ...

    もっと詳しく ??