坂尻まさゆき

2020年度練馬区予算について

2020.03.18

2020年度練馬区予算は2826億円と過去最高で、光が丘病院の移転、子ども家庭支援センターの人員増と児童虐待対応拠点をつくるなど前進面がありました。

しかし、一方で国民健康保険料・後期高齢者医療保険料はまたも値上げです。国保では、40歳年収200万円二人世帯で21万989円、年収400万円なら40万円超になり、さらに子どもが1人増えるたびに5万2800円も保険料があがります。

後期高齢者も、特例軽減が後退し、年金収入80万の一番低い人が年4600円(単身の場合。夫婦なら9200円)と、一番値上がることになります。なぜこういうところに予算をあて、負担を軽減しないのでしょうか。

また、公共施設総合管理計画に基づいて、敬老館などの地域施設を減らそうとしていることも問題です。

春日町では住民の利用が多い地区区民館をはじめ地域集会所、青少年館を一か所に集約しようとしています。

中村橋にあるサンライフ練馬は機能転換するというのですが、ここも利用者が増加している施設で、トレーニング室も多いのですが、年配者が多いことから、もともとは勤労者福祉の施設であることに引っ掛けて見直そうという動きになっています。

ともあれ利用されている機能をなくしたり中身を変えてしまったら区民サービスの後退だと訴えました。災害時には避難所になる施設を減らすことに合理性はありません。

石神井公園駅南口再開発に、総事業費190億円のうち民間開発ビルに概ね80億円、道路開発も含め110億もの税金を投入しようとしているなど、問題点がいくつもあります。

また、財政調整基金をはじめ各種積立金をこの間増やし続け、1000億円に迫っています。こうしたお金を活かし、各種社会保険料の軽減拡大、学校給食費無償化やみどりバスの増便、障害者福祉の充実など行なうべきだと思います。

区民を守る自治体として、生活応援の施策の抜本的強化を求め、予算に反対しました。

引き続き区民の皆さんの要望に応え、新型ウイルスの影響を出来るだけ防ぐことをはじめ全力で取り組んでいきます。

最近のNEWS

  • 2026.05.27

    国基準でも保育園待機児童21人

    2026年4月1日時点での保育所待機児童数が公表されました。この間、練馬区は国基準に基づいて、親が育児休業中の子どもや、特定園のみ希望している人を待機児童の定義から外し、そのうえで昨年まで待機児童数ゼロ、5年連続だと宣伝 ...

    もっと詳しく ??

  • 2026.05.11

    豊渓中の統廃合はやめ、学校選択制の廃止を

        統廃合が問題となっている豊渓中学校の学区域の子どもたちに対し、区は統合相手となる光1中への指定校変更を無条件に認めてしまいました。 そのことにより、例年40~50人程度入学していた子どもたちの数が一気に10人程度 ...

    もっと詳しく ??

  • 2026.05.10

    ひどい 国保料・後期高齢者保険料値上げ!

     2026年度の国民健康保険料と後期高齢者医療保険料が、また大幅な値上げです。 40歳以上一人当たり平均の国保料は前年比1万45円増の20万2283円に、後期高齢者は単身、年収153万円で年1100円増の1万5200円と ...

    もっと詳しく ??

  • 2026.05.09

    真の待機児童ゼロ実現を!

     練馬区は、保育所待機児童ゼロを5年連続達成したと宣伝していますが、実際には「保育所等に入れなかった児童」が毎年500人前後と高止まりしています。なのに来年度予算では立野町で取得した区有地に認可保育園を1園誘致するくらい ...

    もっと詳しく ??

  • 2025.12.01

    差別のない優しい地域社会に

    2025年7月の参院選挙では一部の候補者や政党が、今の生活の苦しさはあたかも外国人が優遇されていることが原因かのような主張をして、社会に深刻な影響を与えました。 「外国人は生活保護を受けやすい」などなどの主張がありますが ...

    もっと詳しく ??