坂尻まさゆき

LGBT理解増進法は改正を

2023.09.28

体と心の性が違う、トランスジェンダーの支援に関わり、国会でLGBT理解増進法が成立しました。

しかし法律に、「全ての国民が安心して生活できるよう留意する」という文言が加えられ、マイノリティのための取り組みを進めることが、マジョリティ(多数派)の安心を脅かすかのような中身にされました。

これだと理解増進どころか、トランスジェンダーにとって極めて危険なものになりかねません。

当事者の皆さんは差別や偏見を恐れ、ひっそりと暮らしていて、性被害を受ける人が多いという実態もあり、ほんとうに苦しんでいます。

トランスジェンダーへの理解を深めるには、教育が重要です。

教員の理解や子どもたちへの性教育を含め、トランスジェンダーの生きづらさを軽減する教育が重要です。当事者の実態を見ていないLGBT理解増進法は改正が必要です。

最近のNEWS

  • 2025.12.01

    差別のない優しい地域社会に

    2025年7月の参院選挙では一部の候補者や政党が、今の生活の苦しさはあたかも外国人が優遇されていることが原因かのような主張をして、社会に深刻な影響を与えました。 「外国人は生活保護を受けやすい」などなどの主張がありますが ...

    もっと詳しく ??

  • 2025.11.21

    氷川台駅の横断歩道存続!さらに改善を

    大型道路・放射36号線の建設にともない、なくしてしまう計画だった氷川台駅「マクドナルド前の信号機つき横断歩道」について、東京都から「存続させる」との回答がありました。 今年5月、住民の皆さんとともに東京都に要望書を提出し ...

    もっと詳しく ??

  • 2025.11.20

    練馬区立美術館の改築経費 76億円➡倍以上に膨張⁉

    前川練馬区長は、現存の区立貫井図書館・美術館、そしてサンライフ練馬を取り壊す『区立美術館・図書館再整備計画』を、住民反対の声を聞かずに進めてきました。  そんななか、区長は9月の練馬区議会所信表明で、美術館再整備について ...

    もっと詳しく ??

  • 2025.10.29

    木造住宅へ 感震ブレーカー購入費用に補助開始

    練馬区は、区内全域で木造住宅を対象に感震ブレーカー購入費用への補助を開始しました。感震ブレーカーとは、地震による大きな揺れを感じた際に自宅内のブレーカーを自動で切ってくれる装置です。共産党区議団は災害発生時の通電火災を防 ...

    もっと詳しく ??

  • 2025.10.27

    2024年度、練馬区の決算は

    練馬区議会定例会が9~10月にかけて開かれ、昨年度2024年の練馬区財政の決算について審議が行なわれました。昨年2024年度の決算は約80億円の黒字で、ため込んでいる基金の総額は前年から約94億円も増え1,286億円余と ...

    もっと詳しく ??