共産党の代表質問から

いつも、大事な課題に絞って質問をしています。今回は小俣区議が代表質問、牧野区議が一般質問を行いました。

1,「国葬」の対応について

質問:安倍元首相の銃撃死亡事件は許されない。しかし、国会に諮らず閣議決定で決めることについて、弔意の強制についてはどうか。江東区の区長は反旗をやるつまおりがないと江東区共産党区議団に答弁しているがどうか。

答弁:ご冥福を祈る。9月8日に強制するものではないと閣議決定がされた。また、閣議決定について、自治体の長がコメントする立場ではない。

大橋:自民党の早川区議が代表質問に入る前に、江戸川区は庁舎に半旗を掲げるとしているがと述べています。共産党区議団は弔意の強制は憲法違反であるとあらためて本会議で指摘しました。江戸川区議会は議長名で27日当日、安倍元首相に哀悼の意を表明するとホームページに掲載する準備をしています。日本共産党は、国論を二部する「国葬」当日に議長声明を出す必要はないと反対しました。

2,コロナ感染症から区民の命と暮らしを守るために

質問:国が26日から全数把握の方法を変えるが、軽症でも容体が急変することや、発生届対象者以外の区民への支援が適切にできるか、予想される第8波とインフルエンザと同時流行にそなえた医療体制、保健所の体制強化と保健師などの増員、ホームページへのわかりやすい掲載、都の陽性者登録センターの拡充、区独自の低所得者世帯への給付金、学校給食費無償化などを行うべき

答弁:発生届があれば療養できる体制は維持する。発生と独が出ていない場合は、検討中。発熱外来は区内に209、ワクチン接種214。検査キット配布、医師会との連携を進める。保健師は会計年度任用職員や派遣看護師などで適正配置してきた。状況に合わせて行っていく。HPは見直した。HPや公報で周知していく。国からの給付金を届けている。学校給食費の無償化はほかの事業をやめることにもなる、検討はする。

大橋:自宅療養の際、スマホのマイハーシスでの健康観察ができない約1割には保健所から電話で健康観察を行っていました。都の陽性者登録センターでオンライン診療や薬の処方もやってほしいです。ある50代の男性はPCR検査で陽性と判明してから4日間発熱外来につながらず、症状が落ち着いたことから、受診をあきらめました。会社も10日間自宅療養すれば出社していいとなったから治癒証明書なしで仕事に復帰しました。せめて、オンライン診療が無料で受けられたらと痛感しました。また、国からの給付金が支給されない低所得者、区民税均等割り5000円の方とか、支援が必要です。また、給食費の無償化は基金の活用も含めて十分可能です。ほかの事業を削ってというのは、残念な回答でした。

3,総合体育館について

質問:江戸川区公共施設再編整備計画の進捗状況は?施設利用者アンケートを、現在の場所にスポーツ施設として存続を

答弁:利用者アンケートは昨年行った。区全体で1500人、体育館は72名。これを生かしていく。現在の総合体育館の機能が一か所に必要か、区内全域を見て検討する。

大橋:地域の方が利用しやすいスポーツ施設は区民からの要望が大きいです。西葛西にはスポーツセンターがありますが、南葛西地域にも温水プールが欲しいという声があり、それぞれの地域で、利用しやすいスポーツ施設の検討が必要です。これからも要望を伝えます。